研究活動を行う組織体制として、拠点リーダーのもと、(1)基礎理論部門、(2)政府規制部門、(3)市場取引部門、(4)情報・知的財産部門の4部門を設け、事業推進担当者・特任研究員等を各部門に配置します。研究活動についても、運営会議がその基本方針を定めますが、実際の研究活動は、各部門に設けられた部門リーダーがそれぞれの部門の研究活動に責任を持ち、研究会活動等を主宰する形で行います。拠点リーダー及び部門リーダー間で密に連絡をとり、調整を行いつつ研究活動を行います。これらの部門は、専門を共通にする小人数のグループを作ることで、研究活動の機動性を確保するために作られたものであり、硬直的な縦割りの組織ではありません。たとえば事業推進担当者や特任研究員は、自己の所属する部門以外の部門の研究会・ワークショップ等への参加は原則として自由にできます。運営会議は、各部門間の予算執行の偏りが生じないように調整するといった、研究活動の大枠を設定する役割を果たします。
ソフトロー総合データベースの構築作業に関しては、拠点リーダーの直轄のもとに、事業推進担当者をはじめとする本拠点形成計画参加者全員からなるデータベース構築作業班を設置し、そこで決定された収集方針に従い、各自分担してデータの収集・分類等を行うこととします。 |